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MonacoinとMONAトークン

以下ではMonacoinとMONAトークンの設計について考察する。記載内容についてはホワートペーパー等により知り得た客観的事実、そして我々が各国を回る中で得た知識・経験に基づいており、都度追記・修正を加えるものとする。また、本記事はトークンの将来的な価格変動に関して一切の責任を負わない。 

Update : 2018/5/17

概要

Monacoinとは、Litecoinのコードをフォークして作られた日本発祥の暗号通貨プロジェクトであり、2chpoolと呼ばれるマイニングプールの運営者によって作成された。チェーンは2014/1/1より走っている。また、名前の由来は下図のようなアスキーアートである。その他、主な特徴は以下の通り。

mona
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/モナー

マイニング
プレマインは行われていない。
現在、PoWのアルゴリズムにはメモリバインドのLyra2REv2を採用しているが、ScryptのASICが開発される以前、具体的には450,000ブロック以前はScryptを採用していた。
マイニング報酬は50MONAから始まり、1,051,000ブロック毎に半減期を迎える。したがって、現在のマイニング報酬は25MONAである。

ブロック
ブロックタイムは約1.5分であり、ディフィカルティの調整には毎ブロック行われるDark Gravity Waveを採用している。リリース当初は2,400ブロック毎の調整を行なっていたが、その後、DigiShield同様毎ブロック調整を行うKGW (Kimoto Gravity Well)を採用し、KGWが短期間でのハッシュレートの大きな変動に対応できないとの声が出てきた段階でDigiShieldへ変更、さらにその後、調整がより滑らかなDark Gravity Waveへと変更を行なった。

SegWit
2017/4月に、977759ブロックよりアクティベートされている。

ユースケース

公式よりMonacoin Coreが提供されている。Bitcoin CoreとGUIやコマンドが似ており、Bitcoin Coreのユーザーであれば比較的簡単に使える仕様となっている。
ブロックタイムが短いためか、ツイッターとの親和性が高く、いわゆる投げ銭として効果を発揮している。残高確認や送金などを@tipmonaのアカウントと対話的にやり取りすることができるサービスや、モナコイン付きの質問サービス、モナバコ(https://monabako.com/#/top)などが実際に利用されている。また、ライブ配信サービスのツイキャスの投げ銭としても採用されている。

トークン設計

Bitcoinと同様である。つまり、Monacoinがいかに対検閲性を備えているかという点に加え、利便性、すなわち送金速度や手数料にMonacoinの価値が起因すると考えられる。
ちなみに、現在、Bitcoinのハッシュレートが約30百万TH/sであるのに対し、Monacoinは約2TH/sである。

ディストリビューション

総発行量は105,120,000MONAである。ICOやプレマインは行なっておらず、あくまでBitcoin同様、非中央集権的に稼働している。
ただし、フルノードの数は約7割、具体的には合計300強のノードのうち約200強を日本が占めている状態である。

ロードマップ

特にロードマップはない。これまでの変遷に見られるとおり、環境の変化に応じて適宜アップデートされる。

投稿者プロフィール

Baroque Street 編集部
Baroque Street 編集部
暗号通貨のシンクタンク。
アジア、ヨーロッパを中心に各種関連企業にヒアリングを行い、各国の法規制やトークンの設計、取引所の運営等を調査している。