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フィリピン暗号通貨動向(法規制等)

以下ではフィリピンの暗号通貨に関する情報を中心に、その国の生活その他に関する情報についても書き記す。記載内容についてはメディア報道等により知り得た客観的事実、そして我々が各国を回る中で得た知識・経験に基づいており、都度追記・修正を加えるものとする。

Update : 2018/4/27

注目都市

マニラ(マカティ)

首都。国内でビジネス街と呼べる程に発展しているのは現状マカティ市くらいか。地方の人の多くがマニラに出稼ぎに来ており、マニラの人の多くがマカティ市で働いている。その為、ラッシュアワーは物凄い渋滞となる。

ダバオ

マニラに次ぐフィリピン南部の第二の経済都市。

取引所

Coins.ph                                    

米国資本も入っている国内最大規模の取引所。取扱通貨はBTC,BCH,ETH,LTC,XRPの5通貨。シンガポールで行われた金融イベントMoney2020にも出展していたことから、その規模感が伺える。

SCI(Satoshi Citadel Industries)                                         

Coins.phと並ぶ二大取引所の一つで国内に2拠点(マニラ、ダバオ)を構える。取扱通貨はBTCのみ。当社はRebit(送金サービス)、BuyBitcoin(販売所)、Bitbit(ウォレット)、PrepaidBitcoin(プリペイドカード)、Bitmarket.ph(決済プロバイダ)、Keza(株式売買)、Lifebit(SocialMedia)とそれぞれサービス名が分かれている。2016年にカカオトーク運営元のベンチャーキャピタルより資金調達。国内外の企業をいくつか買収し事業を拡大中。Ripple社との提携あり。

その他関連企業

Abra

米国シリコンバレーに本社を置くウォレットサービス会社。20通貨に対応。iOSとAndroid共にAppリリース済。

法規制

ライセンス

取引所を始めるには中央銀行のライセンスが必要。具体的には事業者登録とマネーロンダリング防止協議会への登録が必要。2018/3月時点で認可がおりているのはCoins.phとSCIの2社のみ。

クラウドマイニング

フィリピン証券取引委員会(SEC: Philippine Securities and Exchange Commission)は証券の判別基準となる「HoweyTest」を適用して、該当する契約を証券と分類すると説明。その中で、クラウドマイニング契約は、証券法の対象になると述べた。

決済

決済手段

カード決済、電子マネー決済を利用できるのは中上流階級の一部の国民に限られており、暗号通貨決済についても当然浸透していない。

モバイル決済企業

・Paymaya
・Gcash

ICO

Herotoken

・Non-bank users向け金融サービスの提供

Loyalcoin

・BtoC企業向け決済サービスの提供

Salpay

・フィリピン向け送金決済サービスの提供

Acudeen

・請求書売買(ファクタリング)サービスの提供

Noahcoin

・フィリピン向け送金決済サービスの提供

Phillipine Global Coin

・Scam疑惑が持たれているデジタル通貨

主要通貨

Bitcoin

2017年度以降メディアで暗号通貨が取り上げられる機会も増え、国内における人々の関心、認知度は高まっていると言えるが、ETHはじめその他アルトコインが注目を集める程には至っていない。

関連イベント

マカティ市内を中心にブロックチェーン、ICO、Dapps開発に関するMeet-upは頻繁に行われている。

政治経済

ドゥテルテ大統領

2016年に(現)ドゥテルテ大統領に代わり、麻薬犯罪取締が強化された。それにより治安の改善が進む一方で、行き過ぎた政策に反対するデモも起きている。しかし、国内政治改革やインフラ整備等の経済政策を進める中でドゥテルテ大統領を支持する国民は多く、今後の経済発展が期待されている。

カガヤン経済特区庁

1995年にルソン島にカガヤン経済特区庁が設立され、フィンテック企業と提携した新たな技術開発を行っている。ブロックチェーン、暗号通貨分野においても現在企業を誘致してビジネス化に向けた検討を行っている。

 暮らし

・貧富の差は大きく、銀行口座を持てない国民も今だに多く存在する。

・カーローン審査が比較的通りやすく、多くの人が車を所有していることに加え、そのほとんどがマカティ市内で働く為に平日は交通渋滞が凄い。

その他

フィリピン国籍の人でなければ不動産の購入は出来ない。

投稿者プロフィール

Baroque Street 編集部
Baroque Street 編集部
暗号通貨のシンクタンク。
アジア、ヨーロッパを中心に各種関連企業にヒアリングを行い、各国の法規制やトークンの設計、取引所の運営等を調査している。